清水寺の見どころを紹介しています。
随求堂
江戸中期再興。
清水寺の境内にある塔頭慈心院の本堂で、享保3年に再建。本堂に祀られているのは大功徳をもつ随求菩薩(ずいぐぼさつ)[秘仏]は大衆の願いをすぐにかなえてくれるといわれており
梵字の大随 求陀羅尼をデザインした円形光背をもち、七重の獅子蓮華台座に坐る八臂(はっぴ)元禄様式の美術・ 工芸の粋をつくした至極美麗な像で、毘沙門天と吉祥天を脇侍にする。 また縁結び・安産・子育ての神仏である大聖歓喜天や粟島明神などを祀る。
三重塔 江戸時代初期、重要文化財。
清水寺の境内にある三重塔は平安時代の初期の頃847年に建設された、現在見ることできる塔は昔の様式にしたがって寛永9年(1632)の再建。
三重塔は高さ31メートル弱現存する国内の塔としては最大級のものとなる。
最近の修復工事としては昭和62年(1987)解体修理、すべてを丹塗りと共に桃山様式にそって修繕作業が行われた。
一重内部に大日如来像を祀り、四周の壁に真言八祖像を描き、天井・柱など密教仏画や飛天・竜らの極彩色で彩られている。
経堂
江戸時代初期に建設された。現在では京都の重要文化財に指定されている。
本堂らと共に再建されたのは寛永10年(1633)。名前のとおり仏教の経がなかに収められている。
重々しい雰囲気のある仏堂である。正面五間、側面四間の一重、本瓦葺き、入母屋造り。
正面と両側面に蔀戸(しとみど)を吊る。
経堂の中にはには釈迦三尊像を祀り、作られて当初は講堂として使用されていたようだ。
天井には岡村信基筆の墨絵の円竜が描かれている。
田村堂(開山堂)
江戸時代初期に建設された。現在では京都の重要文化財に指定。
再建されたのは寛永10年(1633)。
建築的特徴は三間四方、入母屋造り、桧皮葺きという風になっている。
彩色には繧繝(うんげん)という手法が施され、丹塗りの柱と屋根をつなぐ
謡曲「田村」に謡われている「田村堂」で、清水寺創建の本願主・坂上田村麻呂夫妻の像を堂内中央、須弥壇上の厨子(重要文化財)内に祀り、併せて清水寺元祖の行叡居士と開山の延鎮上人を奉祀している。
轟門(とどろきもん)
建設されたのは江戸時代初期ごろ、現在では京都の重要文化財に指定。
月舟禅師(1618~96)の名筆「普門閣」が迎えてくれるのは正面軒下中央。
清水寺の本堂への中門で再建されたのは寛永8~10年(1631~33)で三間一戸の八脚門。
特徴となる建築様式としては切妻造り、本瓦葺きで、妻や天井の構造は東大寺転害門を模している。
左右両脇間に持国天像と広目天像を祀り、背面には阿・吽形(あうんぎょう)の狛犬(こまいぬ)を安置する。
なお門前には梟(ふくろう)の手水鉢(ちょうずばち)が奉納されている。