清水寺の見どころをご紹介しています。
仁王門
室町時代の頃に建設された、国指定の重要文化財に登録されています。
この門は清水寺の正門で、お寺から西側に行ったところにある。
現在見ることのできる仁王門は応仁の乱後、15世紀末に再建されたものをさらに平成15年(2003)解体修理を施したものが見ることができる。
室町時代の建築の特徴を表す見事なつくりの楼門で三間一戸、正面約10メートル、側面約4.8メートル、軒高8.5メートル。建築様式は入母屋造りと呼ばれるものであり、その屋根は桧皮葺きで作られている。
昔ながらの丹塗りで“赤門”と呼ばれるものである。
扉の両脇には大仁王像が飾られており正面軒下に平安時代の名書家藤原行成の筆と伝える「清水寺」を掲げている。
馬駐
室町時代の頃に作られた国指定の重要文化財である。
昔、貴族や武士が此所で馬から下り、乗馬をこの建物につないで徒歩で諸堂へ参拝した。
現在の建物は応仁の乱後に再建された。全国的に希少な遺構で、正面10.5メートル、側面5メートル強と規模も大きく、同時に五頭の馬をつなぐことができる。
至って実用的に簡素な造りになる中、貫鼻(ぬきはな)などに繰形(くりがた)を飾っている。
鐘楼(しょうろう)江戸時代初期、重要文化財。
慶長12年(1607)の再建。
2.3トンの重い梵鐘を吊るために六本柱、四方転びの技法を用い、柱に貫(ぬき)を三重に通して組み固めている。なお牡丹彫刻の懸魚(げぎょ)や菊花彫刻の蟇股(かえるまた)などに桃山様式の美を見せる。
梵鐘(ぼんしょう)室町時代、重要文化財。
平安時代から名鐘できこえる。
現在の鐘は応仁の乱後、清水寺を復興した願阿上人の大勧進活動によって文明10年(1478)改鋳奉納された。銘文に明記されている。
西門(さいもん)江戸時代初期、重要文化財。
寛永8年(1631)再建の、優雅な三間一戸の八脚門。
単層、切妻造り、桧皮葺き。
正面に向拝をつけ、木階に高欄を設けて一見拝殿風に作り、背面には軒唐破風(のきからはふ)を架ける大層珍しい形式になる。持国天・増長天を安置する。
夕日に極楽浄土を観想するためかもしれない。
随所に優れた蟇股や木鼻など多く備え、丹塗りと極彩色文様が復元されて華麗な桃山様式の美を見せる。